1000km走ってみてた感じたシトロエンC3、ロールしない不思議な乗り心地

2022/01/15

CITROEN

t f B! P L

 試乗ではわからないのがクルマ選び.

デザインで選んでいるので、たとえ悪いところがあってもそれはそれ.


シトロエンC3をスペックで選ぶとすれば、それは乗り心地.

絨毯の上を走っている、と表現されるけど、どういうことか.

自分なりに表現してみると、突き上げが少ないこと、何か厚手のモノの上を走っているような感じです.


それよりこのクルマ、ロールしません.

普通、カーブでは外側が沈み、速度が上がれば沈み込みがきつくなるので、

そろそろ限界かなと感じることができます.

でも速度が上がってもほぼ水平を維持しています.

かなりの速度で突っ込んでもロールしません.

ロールしないのでタイヤに頼らずにカーブをこなします.


高速の本線からジャンクションに入るときや、S字を抜けてジャンクションに入るときも、

速度を落とす必要がありません.


乗り心地はもちろんソフトですが、ロールしないことが一番の驚きです.


エンジンが低速からトルクを発揮するため低排気量を感じさせません.

いつもは登坂車線を息切れしながら走っている熱海梅ラインも加減速自在に走ることができました.

自分が知らないだけで最近のクルマのパワーはすごいということを改めて知りました.


このクルマで峠を楽しむ人はいないと思いますが、ロールしないし、低速トルクも厚いので、誰でも簡単に峠を走れると思います.

ただエンジンブレーキは弱く、2速を使い切っても速度が落ちません.

カックンブレーキもこのときは頼もしい制動力を発揮してくれます.


自分のドライビングポジションが悪いのか、右Aピラーが邪魔で右カーブや右折で四角になる時間が長いのが気になります.


エアコン操作など物理スイッチがないのはやっぱり運転し難いです.


AppleのCarPlayは頻繁にダウンします.

ナビが突然切断されるのでとても困ります.


Bセグメントでここまでコンフォートな乗り心地を提供してくれるシトロエンC3って一体なんなの?



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